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学習環境を整えるヒントに!教育に強い“おすすめ公立小学校”エリアTOP5

こんにちは、キッズジャパンです。
5月も終盤に差し掛かり、今年度から新生活が始まったご家庭もすっかり慣れてきた頃なのではないでしょうか?

新しい環境といえば、家族にとって大きなスタートはやはり子どもの「入学」。
6年という長い時間を過ごす学びの環境ですから、もちろんこだわって決めたいところ。
そう。「どこの小学校に通わせるか」って、想像以上に家庭の価値観が出るポイントなんです。
“地元で安心して通えるところがいい”という方もいれば、“少し遠くても教育に力を入れている学校を選びたい”という方も。

また、「環境が整っている」というと私立学校をご想像される方が多いと思います。
ですが、通学や学費のお悩みもあって、そう簡単に私立学校への進学を決められないのが現実。
そこで注目すべきなのが、都内の名門公立小学校です。

ということで今回は都内の人気公立小学校と、周辺エリアの住みやすさについてランキング形式で記事にしていきます。
子どもが学びやすい環境を探したい!とお考えの皆様、ぜひご参考ください。

▼目次

  1. 〈5位〉渋谷区

  2. 〈4位〉目黒区

  3. 〈3位〉港区

  4. 〈2位〉千代田区

  5. 〈1位〉文京区

  6. おわりに

エリアTOP 5

■1.〈5位〉渋谷区

◆代表的な小学校
神南小学校、広尾小学校、猿楽小学校

◆おすすめポイント
若者のトレンドの中心地である渋谷区には、なんだか煩雑としたイメージを持ちがち。
しかし、実のところ渋谷区は子育てサポートも教育サポートもかなり手厚いエリアだとご存じでしたか?

・「学びやすさ」
流石はトレンド最先端の街、渋谷。小学校教育においても革新的な取り組みがなされています。
なんといっても最大の特徴はデジタル化でしょう。
他エリアに比べて教育のICT化が進んでおり、タブレットを用いた指導も充実。今の時代に合わせ、ITリテラシーを高める学習内容も充実しています。
また、全国の学校施設の老朽化対策が大きな課題となっている中、渋谷区では「渋谷区『新しい学校づくり』整備方針~学校施設の未来像と建て替えロードマップ~」を考案し、建て替え計画を進行中です。
私立・国立中学校への進学率も、都内23区中5位と上位にランクインしています。

・「育てやすさ」
都内でもトップレベルを誇るほど、渋谷区の子育て支援は充実しています。
出産前の育児パッケージ配布、最大10万円の出産助成金、18歳までの医療費全額補助など大助かりの支援内容が勢ぞろい。
代々木公園をはじめとした公園や図書館も多く、他エリアとのアクセスも良好。
親も子どもも過ごしやすい環境が整っているのが魅力です。


■2.〈4位〉目黒区

◆代表的な小学校
東山小学校

◆おすすめポイント
渋谷と品川を繋ぐ位置にある目黒区は、おしゃれで高級なビジネス街が目立ちます。
そのため、子育て世帯が住みやすいという印象はあまりないかもしれません。
ですが、目黒エリアは教育も子育ても「のびのび」できるのが特徴!ご家族にもおすすめなんです。

・「学びやすさ」
目黒区の教育制度で最も目を惹くのは、間違いなく「40分授業午前5時間制」です。
これは児童の学びと生活の質を高めるために考案された施策で、1単位時間を40分としたうえで午前を「学び」、午後を「活動」に充てるというもの。
これにより子どもたちは集中力の高い午前にめいっぱい学び、午後は自己のための選択学習に時間を使うことができます。
選択学習の内容は様々。児童は実験や調べ学習を通して体験的な学習に取り組み、思考力・判断力・表現力等を養います。
また、従来の午前4時間制に比べ30分早く下校できるため、放課後学習を充実させたいご家庭にもぴったりです。

・「育てやすさ」
目黒区の子育てで真っ先に言及したくなるのは、やはり交通利便性。
都内だけでなく横浜にもアクセスしやすい目黒エリアは、働きながらの子育てにもおすすめです。
保育施設の拡充にも力をいれている目黒区は、令和2年に待機児童数ゼロを達成。現在も維持し続けています。
都心にも関わらず大小さまざまな公園が整備されているのも、のびのびした育児には欠かせないポイントです。


■3.〈3位〉港区

◆代表的な小学校
白金小学校、青南小学校、南山小学校

◆おすすめポイント
都内きっての高級一等地である港区には、都内の御三家公立小学校に挙げられる有名校のうち2校が存在しています。
場所柄もあって富裕層の子どもが多く、受験熱の高さは都内でも指折り。
上昇志向が高く、塾通いする子どもが多い環境に通わせたいと考えるご家庭が港区を選ぶ傾向にあります。

・「学びやすさ」
前述の通り、港区の小学校教育における最大の特徴は受験率の高さ!
私立・国立中学校への進学率は46%と、都内2位の実績を誇ります。
これは受験に積極的なご家庭が集まっているということでもあり、当然教育の質も高いことが伺えます。
なんでも学校の先生方にも「名門校」という意識があるため指導に余念がなく、塾通いへの理解も徹底しているのだとか。
帰国子女の受け入れ態勢も広く整っているため、これからの時代に合わせたグローバルな教育も充実しています。

・「育てやすさ」
東京タワーや六本木ヒルズなどの観光スポットに恵まれる港区。そのキラキラ感の裏腹、意外にも港区の子育て環境はのんびりと豊か。
港区では子どもを第一に考えていく 「こどもまんなか社会」の実現を掲げており、子育て支援の強化に取り組んでいます。
出産費用助成金が最大81万円と高いうえ、第2子以降の子どもを対象に保育園の保育料や給食費が無料。さらには私立幼稚園の保育料と給食費を助成しています。
煌びやかな観光地の陰には子ども向け施設や公園も幅広く整備されていて、子どもを遊ばせる場所に困らないというメリットもあるんです。


■4.〈2位〉千代田区

◆代表的な小学校
番町小学校、麹町小学校、九段小学校

◆おすすめポイント
皇居、丸の内、銀座、秋葉原など観光スポットに事欠かない千代田区は、港区同様に富裕層の多い街。
東京の中心部に位置するためアクセスも非常に良好。働きながらでもおうち時間が確保しやすいのは大きなメリットです。

・「学びやすさ」
千代田区にも御三家公立小学校のうち1つが構えており、その歴史は150年を遡ります。
都内で最も長い歴史と伝統を持つ由緒ある学校だから、教育はもちろんハイクオリティ。
わざわざ都外から越してきてマンションを借り、エリートコースの入り口をくぐるご家庭も少なくありません。
その他の学校でも、質の高い教育を目指し多様な施策が進められています。
算数の授業など理解度の差がつきやすい科目では少人数制度を導入し、細やかな指導を受けられるのも特徴です。

・「育てやすさ」
教育環境の一環として子育て支援が充実しているのが千代田区の魅力!
医療費は18歳まで無料。更には条件を満たしている児童に対して月額5000円の「次世代育成手当」、千代田区に5年以上居住する親がいる新婚世帯・子育て世帯、または同区に1年以上住んでいる子育て世帯などを対象に、最大月額8万円の補助を受けられる「次世代育成住宅助成」など、申し分ない支援制度が配備されています。
やはり金銭的な余裕のあるご家庭が多いこともあって、安心して子育てができるだけの環境が街全体に整っている印象です。


■5.〈1位〉文京区

◆代表的な小学校
誠之小学校、千駄木小学校、昭和小学校、窪町小学校

◆おすすめポイント
教育に関心のあるご家庭には言わずと知れた「3S1K」が位置する文京区。
東京大学やお茶の水女子大学といった有名大学が同区内に構えていることもあり、文京区に住まう多くのご家庭が大学進学までのロードマップを描いています。

・「学びやすさ」
私立・国立中学校への進学率は驚きの51%!堂々都内1位に座しています。
公立小学校に通う半数以上の生徒が中学受験を通過すると考えると、やはり教育レベルは他エリアと比べてもかなり高そうですね。
実際に千駄木小学校では理数科目に力をいれており、学力別のクラス指導をしているんだとか。個人に合わせたペースの指導で、難易度の高い内容も着実に身に付きます。
また有名大学が身近であるため、子どもたち自身も学ぶことを自然なものとして受け入れられるという強みがあります。

・「育てやすさ」
進学率だけでなく、文京区は「子育てしやすい街ランキング」でもNo.1に選ばれた実績があります。
犯罪発生率は23区内で最も低く、治安の良さは子育て世代にとって大きな安心に。
所得制限により児童手当の対象外となった世帯に対し、文京区独自で給付される、「文京区児童手当対象外世帯独自給付金」も設けられており、金銭面でのサポートも手厚いです。
また、家族で楽しめる公園やレジャー施設も多数あるのでお出かけの際も困りません。


■6.おわりに

今回は、都内で特に人気のある公立小学校と、その周辺エリアの特徴をご紹介しました。
同じ東京23区内でも、それぞれの地域には異なる教育方針や支援制度、街の雰囲気があり、「子どもにどんな学びの場を与えたいか」というご家庭の価値観によって、ぴったりなエリアは大きく変わってきます。
とはいえ、どんな地域に住んでいても、子どもの“学びたい気持ち”を育てるためにできることはたくさんあります。
私たちキッズジャパンでは、送り迎え不要で学べるオンラインレッスンを通して、子どもたちが自分らしく成長できる場を提供しています。
「うちはどんな学び方が合うかな?」と迷っている方も、ぜひキッズジャパンを通して自分だけの「ぴったり」を探してみてくださいね。

キッズジャパンは毎週木曜日に子育て・教育に関する情報を発信していきます。
それでは、また次回の更新もよろしくお願いいたします。

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