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雪はどうやって生まれるの?

冬の朝、空からゆっくりと落ちてくる白い結晶。
子どもが手を伸ばして、「これ、どうやってできるの?」と聞く瞬間。

雪は、子どもにとって“魔法のような自然現象”。
でも、その一粒一粒には、きちんとした「科学のひみつ」があります。

今日は、親子でいっしょに考えてみたい——
「雪はどこで、どうやって生まれるのか?」 という冬の理科をやさしく紹介します。


① 雪の旅は、空の“水の旅”から

雪は、もともと空の中の「水蒸気」から生まれます。
雲の中には、目に見えないほど小さな水の粒がたくさん。
その水が冷たい空気に触れて、ゆっくりと凍り始めると……
最初の小さな氷の結晶が生まれます。

その結晶が、まわりの水蒸気を少しずつ集めて成長し、
やがてあの美しい「雪の結晶」になります。

🔹ポイント

  • 雪の材料は「空気の中の水」

  • 氷になるときにできる形は、気温と湿度によって変わる

つまり、雪は「空気・水・温度」が作り出す自然のアートなのです。


② なぜ雪の形はちがうの?

雪の結晶を観察すると、どれも少しずつ形が違います。
よく見る「六角形」もあれば、「針のような形」「星のような形」もあります。

これは、空を落ちてくるあいだに出会う “空気の温度”と“湿度” が関係しています。

🔹たとえば…

  • 気温が -2℃〜-5℃ → 六角形の板のような形

  • 気温が -10℃〜-15℃ → 星のように広がる形

  • 気温がもっと低い → 細長い針のような形

つまり、雪の結晶は 「空の中で成長した記録」 なのです。

同じ空から降ってきても、ひとつとして同じ形はない。
雪は、自然がつくる“世界にひとつだけの作品”。


③ 手のひらでとけるのは、なぜ?

冷たい外で降っていた雪が、
手のひらに乗せた途端にすぐとけるのはなぜでしょう?

それは、手の温度(約36℃)が雪の温度よりずっと高いから。
雪は0℃を超えると氷の結晶が溶けて水に戻ってしまいます。

🔹おうちでできる観察

  • 黒い紙の上に雪を乗せて、形を観察してみる

  • 拡大鏡で見ると、結晶の模様が見えることも!

  • 「どんな気温の日に、どんな雪が降ったか」を記録してみよう

→ これだけで、立派な“冬の自由研究”になります。


④ 雪が教えてくれる、自然のサイクル

雪はただ冷たいだけではなく、
「水が空から地上に帰る」大きな循環の一部です。

空 → 雲 → 雪 → 川 → 海 → 再び空へ。
雪が解けて流れ出した水が、やがて春の命を育てていきます。

冬の雪は、“春のはじまり”を静かに準備しているんです。

そんな視点で雪を見ると、
冬の寒さも少しあたたかく感じられるかもしれません。


まとめ

雪は、ただの「冷たい水」ではありません。
空の中で生まれ、風とともに旅をして、
やがて地上に降りてくる——自然の小さな奇跡。

空を見上げるだけで、理科の学びが始まる。
その発見を、親子で一緒に感じてみてください。


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